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キングサウード大学言語科学部には、サウジアラビア国内だけでなく湾岸アラブ諸国で唯一となる、日本語と翻訳に関する学士号を取得できる日本語学科があります。本学科では日本語が習得できるだけでなく、サウジアラビアと日本の社会・文化的相違点の研究を専門的に行えるカリキュラムが提供され、日本語や日本文化に精通した専門家の育成が行われています。

 日本は世界有数の巨大な経済力と技術力を有すアジア唯一のG7加盟国であり、その長い歴史の中で磨き上げられた世界が憧れる独自の文化や歴史も有しています。そのため、近年、多くの若者たちの間で日本文化への関心や日本語熱が高まっていますが、このような傾向はサウジアラビアや湾岸アラブ諸国も例外ではありません。湾岸地域での日本語や日本文化の興隆にともない増加傾向にある日本語学習者の需要を考慮し、本学科では国際交流基金との協力のもと、毎年12月に日本語能力試験(JLPT)を実施しています。

 Saudi-Japan Vision 2030の推進が図られている現在、サウジアラビアと日本のパートナーシップをより活性化し、強化させるためには、日本語を理解し、日本文化に精通したサウジアラビア人の専門家が必要となります。そのような人材の育成を本懐とする本学科は、サウジアラビアで事業を展開する日系企業や、日本と取引のあるサウジアラビア企業、他にも教育省、内務省、外務省、文化省、王宮府、総合娯楽庁、サウジアラビア観光局、ディルイーヤ遺跡といった政府関連機関など幅広い分野で活躍する卒業生を輩出しています。